ワイヤロープテスタとは

鋼撚り線ワイヤロープの断線を検出します。

目視確認で発見できなかった素線断線、例えば、以下のように発見困難とされていた断線にも有効です。

  1. ロープオイルで覆われてしまった山切れ断線
  2. ストランド同士の谷部に隠れた谷切れ断線
  3. ストランドの裏側に位置する心接面断線
  4. ワイヤロープの全長が長く、目視検査が困難な場合等

検出原理

漏洩磁束法による断線検出

漏洩磁束法による断線検出

  1. ワイヤロープを永久磁石で飽和レベルまで磁化します。
  2. ワイヤロープに断線部がある場合、断線部から磁束が漏洩します。
  3. 特殊な検出コイルで漏洩磁束を検出します。

仕様

型式 MF-550(磁化検出器)

型式 MF-550(磁化検出器)
測定対象ロープ 磁性体ワイヤロープ
測定ロープ径 Φ8mm ~50mm ※
動作温度範囲 -10 deg. C ~ 50 deg. C
寸法 218mm(D)×176(H)×170(W)
重量 約6.0kg
磁化方式 希土類永久磁石による直流磁化

ロープ径に応じた検出器ユニット、ロープガイドが必要です。

型式 TWT-2000V-CF(制御器)

型式 TWT-2000V-CF(制御器)
メモリ 本体内蔵フラッシュメモリ2MB
カードドライブ CFカードドライブ/最大1GB
動作温度範囲 -10 deg. C ~ 50 deg. C
寸法 130mm(D×130(H)×160(W)
重量 約2.2kg
出力端子 アナログ;BNC
デジタル;USB1.1(TYPE B)
リレー接点出力;HR10(ヒロセ)

CD-530A

CD-530A

CD-570A

CD-570A
  小 型 大 型
型 式 CD-530A CD-570A
適用ロープ径(mm) 6〜18 40〜65
磁化器 希土類永久磁石内蔵
プローブ 指定のプローブ径用に1個を標準装備、その他はオプション
ロープガイド 無し 同上
測定環境 -10 deg. C ~ 50 deg. C
寸法 (mm) 185×150×40 全長238 円筒形140
質量 (kg) 約2 約8

エレベータ用・磁化検出器

MD-MRL-*

MD-MRL-*

MD-VP-*

MD-VP-*

TWT-900-*

TWT-900-*
名称 マシンルームレス型磁化検出器 ピッチ可変型磁化検出器 一体型磁化検出器
型式 MD-MRL-* MD-VP-* TWT-900-*
適用ロープ径(mm) 5, 8, 10, 12 12, 14, 16, 20, 22.4, 25 5, 6, 8, 10, 12, 12,7, 14
16, 18, 20, 22, 24
寸法(mm) 200L✕58H✕120W
(MD-MRL-12)
320L✕88H✕43W
(MD-VP-25)
185L✕125H✕40W
(TWT-900-24)
磁化方式 希土類永久磁石による直流磁化
センサ 検出コイル

エレベータ用・制御器

エレベータ用・制御器

エレベータ用・制御器
名称 エレベータ用・制御器
型式 TWT-2000ⅡVR-CF
出力端子 アナログOR信号;BNC
デジタル; USB1.1 (TYPE-B)
リレー接点出力;HR10(ヒロセ)
記録時間 最大17分/file, 最大35hrs/256MB(附属カード)
最大141hrs/1GB(オプション)
メモリ CFカード
寸法 130(D)✕130(D)✕160W
電源 AC100V~240V or DC6VACアダプタ
電池 乾電池(単3✕4本)
重量 2.4kg
備考 6 ch OR波形記録可能
付属品 20pin専用ケーブル、リモコン送信機、DC6VACアダプタ、CFカード、PCソフトウェア
ショルダーベルト、USBケーブル

導入事例

ジブクレーンで断線測定

ジブクレーンで断線測定

天井クレーン・ドラム直下で断線測定

天井クレーン・ドラム直下で断線測定

巻き返し時に断線測定

巻き返し時に断線測定

ウィンチを使ってゲートロープの断線測定

ウィンチを使ってゲートロープの断線測定

ワイヤロープテスタ 動画マニュアル